バセドウ眼症から自分を取り戻すまで

バセドウ眼症に自分の顔を奪われた私が、昔の自分を取り戻すまでの長い道のり

諦めていた私が手術を決意した日

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眼球突出の症状が出て顔が変わっちゃったことが辛くて、悲しくて。

色々なことをやったけど結局治らないと諦めてた。 

 

具体的にどんなことしたかはこちらから。

mipovsbasedow.tabishite-korea.com

 

 

2018年〜2019年にかけて色々試したけど全部ダメで。

2020年頃からは、諦めたというか…もう開き直って過ごしてた。

 

開き直って過ごせたのは、私の今の顔を受け入れてくれる大切なパートナーができたっていうのもあって。

 

もうこのままでも良いのかなって思ってた。

 

けど、やっぱり写真をみる度にもやもやとする。

 

もしこの先、結婚したり子供ができた時

残る写真は全部この顔なのか…

 

そう思ったら、どうにかして治せないかという思いが再燃してくる。

コロナ禍で出勤も減り、休みでも外出できず。

家にこもることが多くなったこともあって

バセドウ眼症の治療についてネットで検索する日々。

 

そこで見つけたのが、私のようにバセドウ眼症と戦う方々のブログ。

中には手術を受けて、自分を取り戻した人も沢山いることに気が付いた。

 

色々な方のブログをみていて、よく目にした病院名。

 

それが今回私が手術を受けることになった

「オキュロフェイシャルクリニック東京」

※実際の手術は「かしま眼科形成外科クリニック」で受けることになりました。

 

実際ここで手術を受けている方がかなり多かった。

オキュロの鹿嶋先生という方がとにかくすごいらしい。

 

オキュロの公式サイトを開いて最初に目にした言葉が

「心まで治す医療を提供したい」

 

いい響きだなー。

実際にここで治療や手術を受けた方は、他の病院で

「手術するほどでもない」

「もっとひどい人は沢山いる」

 と言われて諦めていた人も多いみたい。

 

藁にもすがる思いで鹿嶋先生にたどり着いて、

「以前とは印象が変わってしまっているから手術しましょう」

と言ってもらえて嬉しかったと。

 

バセドウ眼症は炎症が落ち着いてしまうと手術以外では治らない。

手術で治るかもしれないっていう最後の希望で病院へ行くのに、アンタは大したことないよ!手術なんかしないよ!っていうのはその顔で一生過ごしなさいって言われたようなもんなんだよね。

 

私も言われたよ…。

今通っている内科の担当の先生にさ。

 

かなり前だけど、診察の時「目が気になるんです」って思い切って言ってみたら…

 

「複視とかがあって目が見えにくいとかなら眼科に紹介状出しますけど…。ちょっと目がクリっとするくらいで、ねぇ…」

 

もうこの人に何言っても無駄だって思った。

この頃、眼症がピークで顔が気になりだして本当に精神的につらい時期だったから、この言葉でめちゃくちゃダメージくらった。

 

ちょっとくらい目がクリっとする?可愛くなったみたいな言い方すんな。

眼球突出なんて可愛いわけがない。

自分の顔が自分じゃなくなってく気持ちわかんのか?

 

もう心底医者を信頼できなくなったので、これ以降バセドウの通院では何も言わないと決めた。

数値を聞いて薬をもらうだけ。今もそれだけに徹してる。

 

医者の言葉って患者に絶大な影響を与えると思う。

人のブログ伝いだけど、鹿嶋先生の言葉を聞いて精神的に救われた。

 

できることならここで手術を受けたい

バセドウ眼症を治して元の自分を取り戻したい

 

そう強く思った。

 

でも、私が住んでいるのはオキュロのある東京から遠く離れた地方。

遠いことがネックだったけど、コロナ禍の今オキュロでオンライン診療が始まったことを知った。

 

もう、今しかない!!!

この瞬間、私は自分を取り戻す決意をした。

 

その日のうちにオンライン診療を申し込み、私はバセドウ眼症治療の大きな一歩を踏み出した。