バセドウ眼症から自分を取り戻すまで

バセドウ眼症に自分の顔を奪われた私が、昔の自分を取り戻すまでの長い道のり

手術まであと1週間・・・直前でまさかの保険適用外!?

f:id:tabishite_korea:20210410185912j:image

バセドウ眼症の手術までついに1週間を切った…。

手術日決まってから、本当にあっという間!!!

 

色々不安な気持ちを和らげるために、手術を受ける「オキュロフェイシャルクリニック」で手術を受けた方のブログや、病院のブログをマメにチェックしている私。

 

先日も朝起きて布団の中でダラダラしながらブログチェック。

 

「こんな朝から鹿嶋先生がブログ更新してる・・・って、ちょっと待て!!!」

 

ameblo.jp

 

バセドウ眼症の手術である、「眼窩減圧術」の保険適用が切られた・・・。

ということは、手術するには全額自己負担?!

150万くらいかかるってことーーー!?

自己負担なら無理だ・・・。

でも、「東京都の」という言葉が引っかかる。

もしかしたら、東京はダメでも群馬なら保険適用OKだったりする・・・?

 

半分諦めた気持ちで、オキュロにLINEで尋ねてみる。

 

「鹿嶋先生のブログを拝見しました。東京で保険適用が切られたとのことですが、群馬での手術では保険適用となるのでしょうか?」

 

こんな感じで聞いてみた。

すると、数時間後にご丁寧な返信が返ってきた。

 

「おっしゃる通り、東京の保険での減圧手術ができないと昨日通達がありました。〇〇様は群馬での手術なので問題はございません。ご心配をおかけして大変申し訳ございません。」

 

良かった…。

とりあえず群馬での手術は今のところ、保険適用となるそう。

でも、今後どうなるかなんて誰にもわからない…。

 

自分のことばかり考えてしまったが、

東京で手術を予定していた人たちはどんな気持ちだろうか。

 

もうすぐバセドウ眼症を治してもらえる

元の顔に戻れる

 

・・・と希望に満ちていた人たちはどうなってしまうのか。

保険適用外でも受ける人はいるかもしれない。

でも、保険適用外は予定していた数倍のお金がかかる。

もう一度考え直す人、キャンセルする人がいてもおかしくない。

 

せっかく光の射す方へ向かっていたのに、奈落の底に落とされた気分だろう。

 

どうしてこんなことになってしまったのか。

なぜ新しいことを否定するようなことをするのか。

それが患者の気持ちを無視していることになぜ気づかないのか。

 

色々考えてしまう。

患者の会などの活動で協力できる部分があれば私も「一患者」として、協力していきたい。

 

手術まであと4日。

不安と緊張ともやもやとした気持ちが入り混じる1日となった。