バセドウ眼症から自分を取り戻すまで

バセドウ眼症に自分の顔を奪われた私が、昔の自分を取り戻すまでの長い道のり

まさかのバセドウ病!

今から3年前の2017年の暮れにバセドウ病と診断された。

 

きっかけは母からの指摘。

自覚症状は特にないと思っていた私。

 

あの時は先住猫が亡くなって、一緒に暮らしていた家に帰るのが辛くて実家に泊まり込んでたんだよな。

 

そして数日一緒にいた母が、私をみて一言。

 

「あんた、首腫れてない?」

 

全然自覚はなかったけど、鏡を見てみると腫れている気もする…。

母の首と触り比べてみると、確かに腫れている。

 

”首の腫れ”で検索してみるとヒットしたのが「バセドウ病

 

歌手の絢香がその病気でニュースになったことは覚えていたけど、病気について詳しくは全く分からない状態。

 

色々調べたところ、当てはまる症状が多すぎたので、自分の中ではほぼバセドウ病と確信。

 

怖くてたまらなくなり、すぐに病院を予約。

何科に予約すべきかわからず総合病院で症状を伝えると、首の腫れということでとりあえず耳鼻咽喉科で検査を行うことになった。

 

病院では血液検査と、鼻から内視鏡を入れて検査。

内視鏡で首の腫れが腫瘍ではないことがわかり、ほぼバセドウ病でしょうとのこと。

 

血液検査の結果と共に、内科へ移動。

内科でバセドウ病という診断を受けた。

 

その時の数値がコレ

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眼症に影響すると言われるTSH刺激性レセプター抗体(TSAb)が通常の約30倍。

 

そりゃ眼症にもなるわい…って今となっては思うけど。

このときは何が何だかよくわからなくて

「結局バセドウ病確定で、しかもけっこう数値が悪かったのね」

くらいにしか認識してませんでした。

 

薬はメルカゾールを1日3錠からスタート。

私はメルカゾールが合っていたようで、飲み始めて1か月後の診察で数値がかなり下がっていてビックリ。

 

意外とすんなり治るかも?なんて甘い考えだったなぁー。

でも実際、バセドウ病自体はすんなり数値も下がって順調。

でも眼症がこんなにやっかいだとは思ってなかったし、数値が下がっても治らないなんて聞いてないよ!!!って感じ。

 

この時は動悸もひどくて仕事にも支障が出てたから、とにかく数値が下がってほしいってことしか考えてなかったわ。

 

眼のことはまだ気になっていなかったしね。

そういや眼はいつから気になりだしたっけな…。

次までに思い出して書くことにするか。